カンボジアにある世界遺産のアンコールワット遺跡。
一生に一度は行ってみたいと思いませんか?
アンコールワットのあるシェムリアップに飛行機で行く際には、カンボジアの首都プノンペンを経由するのが一般的です。
しかし、僕はシェムリアップに行く前にプノンペンを観光したかったので、プノンペンで一度飛行機を降りて、バスで行くことにしました。
安く移動したかったのもバスを選んだ理由の一つです。
今回はプノンペンからシェムリアップへ夜行バスで移動したときの料金や時間、実際の様子を詳しく説明します。
バスで行くか悩んでいる方は参考にしてください。
・料金が安い
・時間を有効活用できる。寝てる時間で移動できる。
・プノンペン観光もできる
プノンペン⇔シェリムアップを個人で移動する場合、飛行機、バス、船で行く方法があります。
プノンペンからシェムリアップへの夜行バス【料金や予約方法、実際の乗車の様子まで】
プノンペンからシェムリアップへの夜行バスの料金や予約方法・実際の乗車の様子を詳しくご紹介していきます。
プノンペンからシェムリアップへの夜行バス「Giant Ibis」に乗車
プノンペンからシェムリアップへ行く夜行バスはいくつかの会社がありますが、おすすめは「Giant Ibis」です。
Giant Ibisはプノンペン-シェムリアップ間だけでなく、バンコク(タイ)、ホーチミン(ベトナム)でも営業している長距離バス会社です。
他社に比べて、高いです。しかし、快適さは価格に比例します。
快適さを求める方は「Giant Ibis」を選ぶといいです。
・バスの中で、Wi-Fiが使える。
・コンセントプラグがあるので、移動中に充電可能。
・昼のバスでは「軽食+水」が、夜行バスでは「水」が支給される。
・エアコン完備。他のバス会社では付いてないこともあり。
・夜行バスはトイレ付きのバス
・夜の寝てる間に移動できる
プノンペンからシェムリアップまでの快適なバス旅をお求めなら「Giant Ibis」にしましょう。
プノンペンからシェムリアップまでの夜行バス料金
プノンペンからシェリムアップまでの夜行バスで、料金は片道15ドル(約1,650円)で行けます。クレジット払いの場合はプラス1ドルの16ドルです。
先ほど他社に比べて高いと言いましたが、この料金で快適な旅を保証されるなら納得できますよね。
しかも、Wi-Fiとペットボトル一本の水がこの価格に含まれています。
もっと安い価格を求めたいバックパッカーの方などは他の夜行バスを選択された方がいいかもしれません。
プノンペンからシェムリアップ間のバスの移動時間
プノンペンからシェリムアップまでのバスでの移動時間は6時間。
夜行バスの場合は、午後11時プノンペン出発の午前5時シェムリアップ着、もしくは午後11時30分初の午前5時30分着です。
けっこう長く感じるかもしれませんが、寝れる間に到着するので時間を有効に使えます。
横になって寝れるので、日本の夜行バスよりゆっくり寝ることができます。
夜行バスの予約
ここからは、実際の夜行バス予約の流れを画像を見ながら説明していきます。
1.まず「Giant Ibis」のホームページを開きます。
ホームページを開くと、中央の下のほうに検索画面があります。
2.行き先を検索します。
片道の場合は「One Way」を選択、往復の場合は「Round Trip」を選択してください。
「Origin(出発地)」のカーソルから「Phnom Penh(プノンペン)」を選択、「Destination(到着地)のカーソルから「Siem Reap(シェムリアップ)」を選んで、最後に日付を選び、「Book now!」を押しましょう。
※日付は「日/月/年」の順番なのでお間違えのないように。
3.すると、バス情報が出てくるので、どれに乗るかを選択します。選択したら、Nextを押しましょう。
上記の画面の見方は、左からDeparture(出発時間)、Bus(バスのタイプ)、KM(キロメートル)、Duration(時間)、Price(価格)、Credit Card ProcessingFee(クレジットカードを使うと掛かる手数料)、Available Seats(シート数)、Bus Stops(停まるバス停数)です。
4.次に席を選択します。
以下の画像は夜行バスの座席です。緑がまだ空いている座席ですので、選んで、Nextを押しましょう。
夜行バスは上段と下段に分かれており、画像の上が下段(Bottom Bunk)、下が上段(Top Bunk)です。
座席は二段ベッドのようになっており、上段ははしごを使って登るため、トイレに行くときはめんどくさいです。
下はトイレに行く人の歩く音や気配がちょっと気になります。
5.乗客情報を記入します。
名前、電話番号、E-mailアドレスを記入し、「I accept Terms and Condition」にチェックを入れ、「Submit」を押します。
6.最後にクレジットカード情報を記入し、予約完了です。
夜行バスの出発地点
プノンペンのバスの出発場所はトレン・サップ川沿いのナイトマーケットのすぐ北にあります。
Giant Ibisの事務所の目の前ですので、すぐにわかります。
以下の画像は出発地点の横のナイトマーケット。
若者が多いです。たまに日本人もいます。
お酒も飲めるお店もあるので、時間つぶしにもぴったり。
ちなみにバス待ちで、夜にトレン・サップ川沿いのベンチに座ってたら、ホテルに誘ってくるゲイがいるので気を付けてくださいね。
実際の夜行バス移動
僕は午後11:30発のプノンペン→シェリムアップの夜行バス便に乗りました。
10分前にバス乗り場に着きましたが、まだバスは来てません。
出発時間から遅れること15分。ようやくシェリムアップ行きのバスがきました。
※別の行き先の夜行バスも同じくらいの時間にあるので、乗り間違えないように気を付けましょう。
名前を言って、水をもらって、乗り込みます。
バスの中は土足厳禁で、入り口で靴を脱いで入ります。靴を入れるビニール袋をもらえるので袋に入れて座席に置きます。
僕はトイレ近くの上段の一人用の席を予約してました。席はフルフラットで横になって、寝れる用になっています。昼間のバスはイスで横になれません。
予約者が全員乗り込んだら、出発です。僕が乗った時は欧米人ばかりで、日本人はたぶん僕だけでした。
出発して、20分くらいしたら消灯されます。座席ごとにコンセントプラグがあるので、スマホを充電しながら暇つぶしができます。Wi-Fiも無料で使えるので、便利です。
発展途上国のバスってすごく揺れるイメージあるかもしれませんが、思ったほど揺れません。
ブランケットはありますが、クーラーが効きすぎてて、少し寒かったです。防寒着を持っておいた方がいいです。
マイナス点はトイレがはあまり綺麗でないこと。しかも、電気がつかず、スマホの光を頼りに行きました。潔癖の方はバスに乗る前にあらかじめトイレに行っておきましょう。
そうこうしてるうちに、翌午前5:30にはシェムリアップのバス乗り場へ到着。
計6時間ほどのバス旅でした。まだ外は真っ暗です。
夜行バスを降りたら、ホテルの迎えが来ている人はいいのですが、それ以外の人はその場にトゥクトゥクが待っているので、乗って、移動します。
降りてすぐのタイミングでアンコールワットの日の出を見に行くと、素晴らしい朝日を見ることができます。
プノンペンからシェムリアップへの夜行バスまとめ
今回は、プノンペンからシェムリアップまでの夜行バスをご紹介しました。
バスは6時間ほどかかりますが、飛行機に比べるととても安く、プノンペン→シェリムアップまで行くことができます。
Giant Ibisの夜行バスは6つの良い点があります。
- バスの中で、Wi-Fiが使える
- コンセントプラグがあるので、移動中に充電可能
- 「水」が支給される
- エアコン完備
- トイレ付き
- 夜の寝てる間に移動ができる
ただし、トイレが汚いのがマイナス点。バスに乗る前にトイレに行っておくことをおすすめします。
プノンペンからシェムリアップに夜行バスで行くなら、上記の予約方法をぜひ参考にしてみてください。
以下の記事では、実際に船でシェムリアップからプノンペンに移動したときのことを書いてますのでぜひご覧ください→シェムリアップからプノンペンへの船移動【料金と移動時間、実際の様子】
以下の記事では、シェムリアップのおすすめ観光6選をご紹介していますので、合わせて読んでみてください→必見!シェムリアップ観光おすすめ+役立ち情報6選を画像付きで紹介!