ルクセンブルグという国をご存知ですか?
ドイツ、ベルギー、フランスに囲まれた小国なのですが、ご存知ない方も多くいらっしゃると思います。
ルクセンブルグの首都は城塞(じょうさい)都市で有名で旧市街の大部分が城壁に囲まれています。
城壁の上に家が建っており、世界でも珍しい景色が現在でも残っており、「首都ルクセンブルグの古い街並み全体と要塞軍」は世界遺産にも登録されています。
今回はそんなルクセンブルグの観光名所と観光に必要な日数、アクセス方法をご紹介します。
近隣国に観光で行かれることがあれば、この記事を参考にぜひ足を運んでみてください。
ルクセンブルグとは
面積約2600km²で神奈川県とほぼ同じくらいで、人口は50万2,000人ほどの深い渓谷と緑の森に覆われた小国です。
首都ルクセンブルグは城砦都市で旧市街が城砦となっています。
城壁に沿った旧市街と近代的な高層ビルが建ち並ぶ新市街を併せ持つ。
旧市街のメインストリートには欧米の一流銀行だけでなく、日本からも多くの金融機関が進出している欧州屈指の金融大国です。
ルクセンブルグの場所
この地図を見て、ルクセンブルグがどこの場所にあるかわかりますか?
正解は以下です。赤く囲んだところ。
ドイツやベルギー、フランスに挟まれたこの国こそが「ルクセンブルグ」です。
ルクセンブルグへの行き方
ルクセンブルグへの行き方は電車もしくは飛行機が一般的です。
電車で
近いだけあって、ドイツ、フランス、ベルギーからは電車で簡単に行けます。
ルクセンブルグ中央駅までは
- ドイツのフランクフルトから約4時間20分(約34ユーロ)、ケルンからは約3時間30分(約34ユーロ)、ミュンヘンからは約6時間(約133ユーロ)。
- フランスのパリからはTGV国際線(フランスの高速列車)で約2時間10分(約49ユーロ)。
- ベルギーのブリュッセルからECもしくは快速電車ICで約3時間です(約24ユーロ)、ブルージュから約4時間40分(約66ユーロ)。
ちょっと時間はかかりますが・・・車窓からの風景も綺麗ですし、なによりヨーロッパ電車の旅ってなんかかっこよくないですか?
飛行機で
ルクセンブルグへは日本からの直行便はありませんので、オランダやドイツを経由する必要があります。
飛行機ですと、オランダやドイツからは一時間ほど(約90ユーロ)で行けます。
便が少ないのが難点ですが、タイミングが合えば飛行機もお勧めです。
他の近隣諸国からも飛行機が飛んでいます。
ルクセンブルグの観光必要日数
ルクセンブルグの見どころは旧市街に集中しています。
そのため、世界遺産にも登録されている「首都ルクセンブルグの古い街並み全体と要塞軍」を含めても、二日あればゆっくり観光可能です。
急いで回れば、一日あれば十分でしょう。
ルクセンブルグの観光名所
ルクセンブルグは「首都ルクセンブルグの古い街並み全体と要塞軍」として、世界遺産にも登録されており、街全体に観光名所が散らばっています。
城砦都市
ヨーロッパには城は多く残ってますが、街が城の一部になっているような光景は見られません。
現代では考えられない都市の様式ですよね。
進撃の巨人を思い出します。
地下要塞
男性の方は地下要塞ってひびきだけで男心くすぐられませんか?
ルクセンブルク中心部に二か所入り口があり、そこから地下要塞へ入ることができます。
そこには約17Kmにもおよぶ地下トンネルがあります。
要塞の地下通路は石段が上がったり、下ったりする迷路のようになっていますので、探検してみるのもありです。
個人的にはここでキャンプしてみたいです。
ボックの砲台
ボックと呼ばれる断崖絶壁にある砲台です。あちこちに大砲が置かれていた穴があります。
ここからの外の眺めは絶景です。ぜひ行ってみて、自分の目でたしかめてみてください。
ノートルダム寺院
17世紀に建てられた巨大な教会。
細い尖党が美しく、町あるきの目印にもなります。
ヨーロッパらしい街並み
こういったヨーロッパらしい町並みももちろんありますよ。
この手前は崖になっていて、そこも城砦の一部となっています。
観光の注意点
これはルクセンブルクだけではないですが、店が閉まるのが早いです。
21時にはだいたいの店は閉まってます。
コンビニみたいなものも見当たらなかったので、買い物・食事はお早めに済ませておきましょう。
ルクセンブルグの観光名所と必要日数、行き方まとめ
ルクセンブルグはユーロ圏ですので、出国・入国審査もなしにふらっと立ち寄ることができます。
ドイツ、ベルギー、フランス、オランダなどからは電車でも簡単に行けますよ。
もちろんドイツやオランダからは飛行機で行くことも可能です。
ルクセンブルグの中心街はコンパクトで、「城砦都市」、「地下要塞」、「ボックの砲台」、「ノートルダム寺院」、「ヨーロッパらしい街並み」などの観光名所は多くありますが、二日あれば十分観光できます。
周辺の国を観光する際にちょっと寄ってみてはいかがでしょうか?