2005年7月に北海道唯一の世界自然遺産として登録された「知床」。
大自然に恵まれた知床にある「北こぶし知床ホテル&リゾート」は、ウトロ地区で唯一オホーツク海に面したホテル。
知床のホテルを紹介するランキングでは常に上位にランクインしているとても人気の高いリゾートホテルです。
一体どのようなホテルなのか、なぜそこまで人気が高いのか。人気の理由を、実際に宿泊した際の感想と共に当ブログでご紹介します。
北こぶし知床ホテル&リゾートの宿泊を検討中の方は参考にしてください。
贅沢な時間を過ごせる宿「北こぶし知床ホテル&リゾート」を当ブログで紹介!
それでは、北こぶし知床ホテル&リゾートを当ブログで詳しく紹介していきます。
露天風呂付きの部屋「オホーツク倶楽部・露天風呂付DXツイン」
「北こぶし知床ホテル&リゾート」の部屋は「露天風呂付き客室」、大きな窓からオーシャンビューを眺められる「シービュー客室」、団体向けの「グループルーム」、比較的リーズナブルな「スタンダード客室」が用意されています。
今回は「露天風呂付き客室」の1つ「オホーツク倶楽部・露天風呂付DXツイン」についてご紹介します。
「オホーツク倶楽部・露天風呂付DXツイン」は2019年3月にリニューアルオープンしたばかり。部屋がとても綺麗です。
掃除が行き届いているのはもちろんのことですが、濃い茶色の家具とクリーム色の壁のモダンな部屋は、とても上品。
リビングには暖炉とロッキングチェア、足を伸ばせるデイベッドが備え付けられ、ゆったりと部屋でくつろぎたくなる空間が広がっています。
ベッドはシモンズ社製マットレスを使用しているので、寝心地が抜群に良く、普段ホテルではあまり寝付けない私もぐっすりと眠ることができました。
また、アメニティも充実しています。シャンプーなどの他に女性には化粧水や乳液、クレンジングウォッシュが、男性にはヘアリキッドやアフターシェーブローション等が用意されています。
備え付けの無料の飲み物は、北海道の天然水のペットボトルに加え、コーヒー豆も用意されており、デイベッドの上で自分で挽いたコーヒーを飲む時間は、とても贅沢ですね。
そして、メインでもある、テラスに備えられた露天風呂。知床半島とオホーツク海を眺めながら天然温泉に浸かり一日の疲れを癒すことができます。
加水・加温もあるので、自由に温度調整が可能です。二人で入ってちょうど良い広さなので、カップルや夫婦で語り合いながらゆっくり過ごすこともできますし、一人で贅沢に過ごすのも至福な時間です。
オーシャンビューの見える場所は、ウトロ港で車や人通りがあるので、ガラス張りになっているテラスの仕切りから見えてしまわないかと少し気になる部分がありましたので、立ち上がって柵から身を乗り出したりしないよう注意が必要です。
ただ温泉に入って寝るだけの1泊ではとてももったいない空間なので、部屋でゆっくりする時間を作って2泊以上の連泊をすることをお勧めします。
知床の食材をふんだんに使用した食事
「北こぶし知床」での食事はレストラン形式とブッフェ形式の2種類があります。
レストラン形式の「グリル知床」では、えぞ鹿の肉が中心のコース料理を堪能でき、季節に合った料理の単品オーダーも可能です。
僕が実際に利用したブッフェ形式「テラスダイニング波音(HAON)」では、知床の食をふんだんに使用した、和洋合わせて約50品の料理を楽しむことができます。
小皿に盛り付けたれた料理は見た目がとても綺麗で種類も豊富。味付けは濃くなく、素材の味を生かした料理です。
海の幸を使用した料理が多く、刺身、マリネ、煮付け、焼きなど、様々な調理法・味付けで堪能できます。もちろん、北海道産の野菜や肉などの料理も数多く用意されていますよ。
また、料理が並んでいるブースにはシェフが付いていて、料理の説明も詳しくしてくれるので知床料理をさらに楽しむことができます。
そして、朝食限定で食べられる「知床あっぺメシ」。「あっぺメシ」とは、ウトロ温泉の名物で、知床産の鮭を使用したお茶漬けのことです。
醤油漬けされた鮭を炊き立てのご飯に乗せ、好みの薬味を加えてお茶を注ぎます。薬味の風味がお茶に溶け出し、鮭と一緒にご飯を掻き込むと知床の風味が口いっぱいに広がる一品。
自分の好みの量に合わせて盛り付けができますし、温かいお茶漬けなので、朝あまり食べられないという方にも優しい一品です。
レストランの広さですが、僕が訪れたのは三連休でしたが席数は十分あり、席に困ることは全くありませんでした。
テラス席もあり、夏は潮風を浴びながら食事ができ、気持ち良さそうです。
個人的に気になった点ですが、ウェイター・ウェイトレスの数が客数に対して少ないように感じました。
対応自体はとても良かったのですが、飲み物を注文するタイミングが難しかったり、空いたお皿を下げてくれるタイミングが遅かったりもしていたのが、少し残念です。
しかしながら、料理に関しては文句なし!でした。
アクセス・詳細情報
北こぶし知床ホテル&リゾートは、北海道の東、海に面しています。アクセスは以下の通りです。
- 車やタクシーの場合は女満別空港から二時間弱です。
- バスの場合は女満別空港から知床エアポートライナーで「ウトロ温泉バスターミナル」まで約二時間。バスターミナルから徒歩5分。
北こぶし知床 ホテル&リゾート
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ東172番地
【電話】(0152)24-2021
【備考】0~1歳の寝具・食事不要の子どもは無料で、2~5歳の寝具・食事不要の子どもは施設使用料の2,700円で宿泊できる。
世界遺産「知床」の「北こぶし知床ホテル&リゾート」を当ブログで紹介まとめ
今回は、世界自然遺産「知床」の「北こぶし知床ホテル&リゾート」を当ブログでご紹介しました。
ご紹介した部屋や料理以外のサービス以外にも足湯付きテラスやバーカウンターでお酒や軽食を楽しむことができます。
また、貴重な動物の姿をとらえた写真を使った知床ガイドのトークショーを聞けたり、ホテルの中だけでも知床を楽しむことができる最上級のホテルです。
期待以上のサービスを提供する「北こぶし知床」。
北海道の新鮮な素材を使った料理を堪能したい、ゆっくり時間をすごしたいという方は「北こぶし知床」で贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。