ベトナムの古都「ホイアン」。「ホイアンの古い町並み」として、1999年に世界文化遺産に登録されました。
日本では、「ランタン」のカラフルで綺麗な風景が取り上げられ、SNSなどで話題となり、一躍有名に。
特にホイアンの「ランタンフェスティバル」は日本でも人気ですが、ランタン祭りは月に一日しかありません。
学校や仕事などがあって、月一回のランタンフェスティバルに合わせて、ホイアンに行くのはなかなか難しいですよね。
結論から言うと、ランタンフェスティバルでないときに行っても、楽しめます。祭りのときほどの数ではありませんが、ランタンは普段からホイアンの町並みを彩っているのです。
今回は画像をまじえながら、ホイアンの夜の風物詩ランタンをご紹介します(ランタンフェスティバルではない時の様子をご紹介)。
ホイアンの夜の風物詩「ランタン」!フェスティバルでないときでも楽しめる
ホイアンはランタンフェスティバルでないときでも、ランタンが町のあちこちにあります。また、ランタン以外にも毎日が祭りのような雰囲気で、楽しめること間違いなし。
それでは、ランタンフェスティバルでないときのホイアンを詳しく紹介していきます。
2020年のランタンフェスティバルのスケジュール
2020年のホイアンのランタンフェスティバルは、以下のスケジュールで開催されます。
1月 | 8日(水) | 7月 | 4日(土) |
---|---|---|---|
2月 | 7日(金) | 8月 | 3日(月) |
3月 | 7日(土) | 9月 | 1日(火)、30日(水) |
4月 | 6日(月) | 10月 | 30日(金) |
5月 | 6日(水) | 11月 | 28日(土) |
6月 | 5日(金) | 12月 | 27日(日) |
開催される曜日は、土日だけというわけでなく、平日もあります。
また、月に一日だけですので、ランタンフェスティバルのスケジュールに合わせて、ホイアンに旅行するのは、なかなか難しいでしょう。
でも安心してください。ホイアンはランタンフェスティバルの時以外でも十分楽しむことができます。
【エリアランキング2位】夜のホイアン+灯篭流し+ナイトマーケットツアーを今すぐ予約するならコチラ<日本語ガイド/夕食付き/ホテル送迎>ランタンが楽しめる場所
ホイアンでランタンが楽しめる場所は、上のマップの赤枠のところです。
西は「来園橋(日本橋)」から、東は「ホイアン市場」の入口まで。
北は「ホイアン旧市街」から南は「トゥボン川」を渡った周辺のレストランや服屋、雑貨屋があるところまで。
このエリアは自動車やバイクは通行止めです。タクシーなどで、行く場合には少し離れたところで降ろされます。
エリアが狭いため、歩いて移動しても、15分程度で回れる距離です。
歩くのがめんどうくさいという人は「シクロ」という自転車タクシーがおすすめ。
シクロの相場料金は30分で、14万ドン(約650円)。値段は交渉次第で、前後します。
ホテルが密集している場所はホイアン旧市街の北側ですので、実際にランタンを見に行くときは、以下の地図の「ホイアン旧市街」を目指して行くといいでしょう。
ホイアン旧市街
【住所】Old Town, ホイアン クアンナム省 ベトナム(Old Town, Hội An, Quảng Nam)
毎日がお祭りのようなホイアン
ホイアン旧市街周辺のランタンフェスティバルではないときの様子を実際の画像と共にご紹介していきます。上の画像は夜20時のホイアン市場付近のものです。
たくさんのカラフルなランタンが光っており、綺麗さに心を奪われます。左右にはレストランや雑貨屋、おみやげ屋などのお店がずらりと並んでいます。
お店によりますが、23時くらいでも開いてるお店もありました。ハンバーガー屋の前などにもランタンが不思議な感じがします。
来園橋(日本橋)近くを流れる「トゥボン川」の「アンホイ橋」周辺では、色とりどりの灯篭が流れています。
灯篭は川沿いにいる売り子から買うことができます。3個で30,000ドン(約140円)です。
また、小舟に乗って、トゥボン川を散策することもできます。100,000ドン(約460円)です。
「アンホイ橋」を渡るっても、レストランや雑貨屋などがたくさん。
「アンホイ橋」を渡って、右手に向かうと、ホイアンのナイトマーケットが広がっています。ナイトマーケットの営業時間は18時~22時。
ランタンや伝統工芸品、ファッション雑貨などが販売されています。ランタンはお土産にも喜ばれるのでおすすめ。
ただし、持って帰る時の飛行機の移動などで、破れないよう気を付けでくださいね。
ホイアンの旧市街は通行止めなので、車やバイクはいないが、
ランタン以外も楽しめる夜のホイアン
夜のホイアンはランタン以外にも楽しめます。
先ほど、ご紹介したホイアンナイトマーケットもそうですが、「ホイアン市場」前のマーケットも工芸品や食べ物などを売っていて、見るだけでも楽しめます。
薄いお好み焼きみたいなものを食べましたが、日本人にもなじみやすい味で、美味しかったですよ。
ホイアン市場の中は食堂のようになっていて、どこのお店にもお客さんがびっしり。
現地の人に混ざって、ごはんを食べるのもおもしろいですよ。ホイアン市場はお店によりますが、20時や21時くらいに閉まってしまいます。
あまり遅く行き過ぎないようにしましょう。
ホイアン市場
【住所】Trần Quý Cáp, Cẩm Châu, Hội An, Quảng Nam, ベトナム
何度か名前だけ出してきた「来園橋(日本橋)」は、1593年にホイアンに住む日本人によって、作られました。以下の画像が「来園橋」です。
橋の中には小さなお寺があり、猿と犬の像が置かれてます。外側から橋を見ると、レトロな雰囲気で、なかなかの迫力があります。
来園橋(日本橋)
【住所】Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Minh An, Hội An, Quảng Nam 564010 ベトナム
ダナンからホイアンへの移動はタクシーかGrabが便利
ホイアンには空港はなく、ホイアンに行くには、車で約1時間の距離にあるダナンから向かいます。(ダナンはベトナム第三の都市で、日本からの直行便もあります。)
ダナン市街地やダナン空港からホイアンまでは約30km。タクシーやGrabで、一時間ほどかかります。
料金は、僕がダナン市街地からホイアンに移動したときは48万ドン(訳2200円)でした。ダナン空港からの所要時間や料金もさほど変わりありません。
ホイアンにランタンを見に行く場合には「Hoi An old town(ホイアン旧市街)」まで行ってほしいと伝えればいいでしょう。
タクシーでもGrabでも料金に大きな差はありません。大半のタクシードライバーはGrabの料金を見せてきて、同価格で行ってくれるためです。
メーターを使用する場合は、ぼったくられないよう注意をしてください。
【エリアランキング2位】夜のホイアン+灯篭流し+ナイトマーケットツアーを今すぐ予約するならコチラ<日本語ガイド/夕食付き/ホテル送迎>ホイアンの夜の風物詩「ランタン」!フェスティバルでないときでも楽しめる!まとめ
今回はランタンで有名なベトナムの古都「ホイアン」を紹介しました。
ホイアンは特にランタンフェスティバルが有名で、世界中の人が訪れます。
しかし、ランタンはフェスティバルのときだけではありません。
もちろん、祭りのときほどではありませんが、普段から綺麗で幻想的なランタンはホイアンの生活に入りこんでいます。
また、ナイトマーケットやホイアン市場、来遠橋にトゥボン川なども風情を感じれるのでおすすめ。
ぜひ「ホイアン旧市街」の町並みを歩いてみてください。昔ながらの生活が今でも感じられることでしょう。
以下の記事では、距離が近いので、セットで回れる「ダナンとホイアンのおすすめ観光」をご紹介していますので、合わせてご覧ください→【2020年版】ダナンと世界遺産ホイアンのおすすめ観光4選!