渡嘉敷島の阿波連ビーチから西に800mほどの場所にある無人島の「ハナリ島(シブガキ島)」。
ハナリ島へは、阿波連ビーチからバナナボートに乗って、ジェットスキーで引っ張ってもらうこと約5分で到着します。
ハナリ島周辺の海は、渡嘉敷島から近い場所にありながら、渡嘉敷島のビーチよりもさらに美しいケラマブルー(慶良間諸島の海の青さ・美しさを表した言葉)の海が広がっています。
透き通った青い海を泳いだり、シュノーケルでカラフルな魚を見たり、泳ぎ疲れたら大きい岩に上って、高い位置から綺麗な海を眺めたり。
無人島なので、静かな、ゆっくりとした時間を過ごすこともできます。
今回は、渡嘉敷から気軽に行けるハナリ島の魅力をご紹介します。
渡嘉敷島から気軽に行けるハナリ島(シブがき島)でケラマブルーの海を楽しもう
それでは、渡嘉敷島から気軽に行けるハナリ島(シブがき島)を詳しく紹介していきます。
「ハナリ島」が「シブがき島」とも呼ばれる理由
ハナリ島はシブがき島とも呼ばれています。
1988年11月2日に、「シブがき隊が解散した記念に3人の像がハナリ島に建てられた」ことが理由で、シブがき島とも呼ばれるようになりました。
シブがき隊とは1980年代に一世風靡したジャニーズのアイドルグループ。メンバーは布川敏和さん、本木雅弘氏、薬丸裕英さんの3人です。
長い年月や台風などにより像の損傷が進み、現在ではシブがき隊の像は、かろうじて残っているような状態。
像を見ただけでは、まったく何の像かわかりませんね。
カラフルで綺麗な魚がたくさんいるハナリ島の美しい海でシュノーケル
ハナリ島周辺は海も非常に透き通っていて、白い砂浜とサンゴがたくさん。魚たちのエサも豊富で、大きな魚や珍しい魚たちがたくさんいます。
以下の画像は実際のハナリ島のビーチです。美しいケラマブルーの海が広がっています。
浜辺から海に入って、3mほど進むと、一気に足が地面に届かないほど深くなり、海の生物やサンゴを観察することができます。
実際に泳いだ時の動画を撮ってきましたので、ぜひご覧ください。カラフルな魚や珍しい魚をたくさん見れましたよ。(画質があまりよくないので、すみません)
大岩に登って、ケラマブルーの海や渡嘉敷島を眺めてみよう
ハナリ島にはビーチのすぐ横に大岩があり、上ることができます。
見た目ほど、上るのも難しくなく、特に装備もいりませんし、サンダルでも問題ありません。
上の画像の大岩の左側から歩いて上って、赤丸部分まで行くと、ハナリ島周辺の白い砂浜とサンゴ、ケラマブルーの海を眺めることができます。
上から眺める海は潜るのとはまた違った良さもあります。
また、ケラマブルーの海に加え、慶良間諸島のほかの座間味島や阿嘉島、慶留間島、外地島を眺めることができます。
シュノーケリングだけではなく、大岩に上ることもおすすめ。
ハナリ島で泳ぐ時の注意点
ハナリ島でシュノーケル・泳ぐときに注意していただきたいのが、ハナリ島北東の先端(渡嘉敷島の阿波連ビーチ側)あたりの海流の強さです。以下の画像の赤丸の部分。
ハナリ島北東の先端周辺で泳いでいると、海流で渡嘉敷島の方へ流されてしまい、岸になかなか戻れません。
もし、流されてしまうことがあれば、最初から岸を目指すのではなく、もう少し南の流れが弱いところをまず目指して、その後に岸を目指しましょう。
ハナリ島北東の先端(渡嘉敷島の阿波連ビーチ側)あたりは潮の流れが非常に強いので泳がないようにしてください。
渡嘉敷島からハナリ島への行き方
渡嘉敷島からハナリ島へ行く一番簡単な方法はバナナボートに乗って、ジェットスキーで引っ張っていってもらう方法です。
価格はマリンショップによって、違います。一番安いところで、往復1000円。マリンショップは阿波連ビーチの入り口にたくさんありますので、直接、マリンショップで受付をします。
マリンショップが営業をしていない冬期には、ハナリ島へは行けない可能性があります。ホテルやマリンショップに相談してみましょう。
バナナボートは画像のように二つ横に並んでいて、安定しているので、ご安心ください。
水着の上からライフジャケットを着て、出発です。
小さい荷物やバッグなど、大きすぎなければ、持っていくこともできます。ただし、荷物が濡れたり、落ちたりする可能性はありますのでご注意を。
無人のハナリ島に飲み物を買えるところはないので、渡嘉敷島を出発する前に必ず準備しておきましょう。
これがハナリ島。渡嘉敷島から、約5分で到着します。バナナボートでの移動は気持ちいいですよ。
ハナリ島へ渡してもらったら、バナナボートは一旦、渡嘉敷島に戻りますので、帰りの時間をあらかじめ伝えておいて、迎えにきてもらいます。
シュノーケリングをしたり、大岩に登ったりして、しっかり遊んでも二時間くらいあれば十分です。
・グラスボートで行く(1000円)
・シーカヤックをレンタルして、行く(2名乗りで1時間2160円、2時間3240円)
・無人島ツアーで行く
・泳いでいく
距離は短いので、体力に余裕がある方は泳いでいくことという方法もありますが、ジェットスキーなどが通ると流れが速くなるので、あまりおすすめしません。
渡嘉敷島から気軽に行けるハナリ島(シブがき島)でケラマブルーの海を楽しもうまとめ
今回は、渡嘉敷島から気軽に行けるハナリ島(シブがき島)をご紹介しました。
渡嘉敷島の阿波連ビーチから西に800mほどの場所にある無人島の「ハナリ島(シブガキ島)」では、渡嘉敷島のビーチよりもさらに美しいケラマブルーの海を見ることができます。
ハナリ島まではバナナボートで、片道約5分。料金は往復1000円です。
行くときに絶対持っていきたいのが飲み物。ハナリ島に飲み物はないので、出発前に必ずドリンクを買っておきましょう。また、日差しを遮るグッズもあれば役立つこと間違いなし。
ハナリ島の周りは海も透き通っていて、渡嘉敷島のビーチよりもさらに海が綺麗です。
そして、白い砂浜とサンゴが豊富。シュノーケルをしていると、大きな魚や綺麗で珍しい魚たちがたくさん泳いでいる光景を見ることができます。
泳ぎ疲れたら、大岩に上って、上から海を眺めたり、静かな無人島なので、ぼーっとするのもいいでしょう。
渡嘉敷島に行ったなら、ハナリ島へ寄らないともったいないですよ。ぜひ行ってみたください。
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