カンボジアのシェムリアップにあるアンコール遺跡群。大小700もの遺跡が存在しています。
さまざまな形や歴史のある遺跡をできれば多く見てまわりたいですよね?
しかしながら、現実的には短期の旅行でシェムリアップに行かれる方がほとんどだと思います。
滞在できる時間が限られていますので、一度の旅行だけでシェリムアップの多くの遺跡を訪問することは難しいです。
そこで、実際にシュムリアップを訪れた僕がここだけは観光しとくべきというおすすめの遺跡を紹介したいと思います。
シェムリアップで観光するべきおすすめの遺跡5選【アンコールワット以外】
それでは、アンコールワット以外のシェムリアップ観光のおすすめの遺跡5選をご紹介します。
シェムリアップにはアンコールワットはもちろんのこと、郊外にも観光におすすめの遺跡はたくさんあります。
今回ご紹介する遺跡のアンコールトム、タプローム、プノンバケンはアンコールワットと共通のチケットで、一日券がUS37ドル、三日券がUS62ドル、七日券がUS72ドルです。
ベンメリアとプリアヴィヘアは共通チケットでは入場できないのでご注意を。
詳しくはアンコールワットアンコールワットの記事に書いていますのでどうぞ。
1.アンコールトムのバイヨン寺院
「アンコールトム」は一辺約3kmの城壁で囲まれた王都として、アンコールワットの造営から半世紀後にジャヤヴァルマン七世によってつくられました。
その中心に位置するのがバイヨン寺院(仏教寺院)です。バイヨンの少し北にあった王宮は現在は消失しています。
現在のアンコールトムの主な遺跡がバイヨン寺院であるため、現地の人はアンコールトムとでなく、「バイヨン」と呼びます。
タクシーやトゥクトゥクのドライバーが「バイヨン」と言っていたら、アンコールトムの中心部の寺院のことを指していると思ってください。
アンコールトムの入口の門は全部で5カ所。
城壁(高さ約8m)も高く、両脇にある仏像も迫力があって怖いです。
バイヨン寺院です。ドラクエとかのRPGに出てくるダンジョン感があります。
これが寺なんですね。
このダンジョン感すごいですよね。ワクワクします。
バイヨンには観世音菩薩像(かんぜおんぼさつぞう)が49体あります。5つの門のものを含めると全部で54体の像があります。
ここの通路に入ったら、閉じ込められそうな気がするのは僕だけでしょうか?
アンコールトム
住所:Angkor Thom, Angkor Archeological Park, Krong Siem Reap 17000
時間:7:30~17:30
入場料金:一日券がUS37ドル、三日券がUS62ドル、七日券がUS72ドル
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2.タプローム
「タプローム」はアンコールトム周辺にある遺跡です。ここでは遺跡と自然の融合を見ることができ、神秘的な雰囲気があります。
タプローム入口です。遺跡の内側に木が見えてますね。
中に入ると、遺跡の上に木が生えている光景を見ることができます。
時の経過と歴史を感じられるのがタプロームです。
タプローム
住所:Ta Prohm, Siem Reap, Cambodia
時間:7:30~17:30
入場料金:一日券がUS37ドル、三日券がUS62ドル、七日券がUS72ドル
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3.プノンバケン
「プノンバケン」はアンコールワットとアンコールトムの間に位置する高さ約60mのプノンバケン山にある遺跡。
早い時間帯に上ると、アンコール地域の全体像を眺めることができ、夕方だと夕日が綺麗に見えます。
小さいですが、観光客が遺跡の上からアンコール地域を見下ろしています。
入場規制があり、300人以上は入ることができません。
また17:30以降は入場を締め切られますので、それより前に入っておく必要があるので、時間に余裕を持っていきましょう。
プノンバケンへは車やトゥクトゥクでは上ることができず、徒歩で約30分をかけて上らなければなりません。
午後15:30~17:00頃まで、一人当たり20USドルで三人まで一緒にゾウに乗って、上ることができる。
ちなみに先ほどのバイヨンも午前9:00~10:30頃まで、一人当たり20USドルで三人まで一緒にゾウに乗って、王様気分でバイヨンを一周することができます。
※現在、象乗りの中止の検討がされています。2019年12月に運営会社が最終決定をすることになっています。
プノンバケン
住所:Phnom Bakheng,Siem Reap, Cambodia
時間:7:00~18:00(入場は17:30まで)
入場料金:一日券がUS37ドル、三日券がUS62ドル、七日券がUS72ドル
4.ベンメリア(郊外の遺跡①)
「ベンメリア」は「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったと言われている遺跡なので、ジブリ好きは必見です。
アンコールワットからは車で1時間~1時間30分、トゥクトゥクで2時間ほどの距離に位置します。
修復がされないまま、森の中にひっそりと眠る巨大寺院で「東のアンコールワット」とも呼ばれています。
ここの入場料はアンコール遺跡群とは別にUS5ドルかかります。
外側から見たベンメリア遺跡はこんな感じです。
遺跡がかなり崩れているため、基本的には木の道を歩いて見て回ります。
廃墟感がすごいです。男心がくすぐられます。ベンメリアは以下の記事で詳しく紹介してますので、こちらもどうぞ。
ベンメリア
住所:Prasat Beng Mealea, Angkor Archaeological Park, Cambodia
時間:7:00~17:30
入場料金:US5ドル
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5.プリアヴィヒア(遠方の遺跡)
2008年7月にアンコール遺跡群に続き、二つ目の世界遺産に登録された山岳寺院が「プリアヴィヒア」。
山頂からはカンボジアの大地を見下ろすことができ、これを見るだけでも行く価値があります。
カンボジアとタイの国境付近に位置しており、シェムリアップから車で片道4~5時間かかるのが難点。
入場料はアンコール遺跡群とは別でUS10ドル、さらにガイド料の名目で1グループにつき、US10ドルかかります。(ガイド料は交渉次第でディスカウントも可能)
プレアヴィヒア
住所:Preah Vihear Temple, Preah Vihear Province, Cambodia
時間:7:30〜16:00
入場料金:US10ドル+ガイド料US10ドル
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シェムリアップで遺跡を観光するのにおすすめな移動手段
シェムリアップで遺跡観光をするのにおすすめな移動手段はトゥクトゥクまたはタクシーのチャーターです。
僕の場合はタクシーを貸し切って行ってきました。
一日チャーターでUS65ドル。どれだけ値切ってもこれ以上はまけてもらえませんでした。
これは遠方の遺跡も回ったためで、アンコールワット周辺の遺跡だけなら一日チャーターでもUS30ドルほどです。
シェムリアップ観光で行くべきおすすめの遺跡まとめ
今回は、シェムリアップで観光するべきおすすめの遺跡5選をご紹介しました。
シェムリアップにはアンコールワット以外にもたくさんの素晴らしい遺跡が存在しています。
しかし、観光でシェムリアップに行かれる方の多くは、遺跡を見て回るのにたくさんの時間を掛けれない方が多いでしょう。
今回ご紹介した「シェムリアップで観光すべきおすすめの遺跡」に絞って回れば、まず間違いありません。
シェムリアップを観光をするときの参考にしてみてください。
アンコールワットのことは以下の記事でご紹介しています。こちらも合わせてご覧ください→シェムリアップで外せない「アンコールワット」の見どころと見学時の注意点など
以下の記事ではシェムリアップのおすすめ観光6選をご紹介していますので、合わせて読んでみてください→必見!シェムリアップ観光おすすめ+役立ち情報6選を画像付きで紹介!