木造の巨大建築物「サンクチュアリー・オブ・トゥルース(真実の聖域)」。パタヤで最近話題の観光名所です。
サンクチュアリー・オブ・トゥルースは1981年~現在も建築が続けられており、アジアのサグラダファミリアとも言われています。
一見、巨大な寺院にも見えますが、実は寺院ではないんです。海を背景にぽつんと立った巨大な建物は圧巻です。
今回は、パタヤの中心部から車で約20分の距離にあるパタヤの巨大寺院「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」を写真とともにご紹介します。
パタヤの巨大寺院!?サンクチュアリー・オブ・トゥルースは圧巻
それでは、パタヤの巨大建築物「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」を詳しくご紹介していきます。
サンクチュアリー・オブ・トゥルースの歴史
「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」は、車の販売で財をなしたタイの大富豪レック・ヴィリヤファン氏が私財を投じて建てられた巨大建築物。
建て始めたのは1981年。レックの亡くなった今でも建築が続いています。
着工から約40年が経っているにもかかわらず、完成していないのは、塩害によるダメージが激しいため。修復に次ぐ修復を繰り返しているのでなかなか完成しません。
スペインのサクラダファミリアのようにずっと完成しないことから、アジアのサクラダファミリアとも呼ばれています。
建築の特徴
門から約300メートル歩くと、青い海を背景に立つ巨大な建物が目に飛び込んできます。見る者を圧倒する姿に言葉が出ません。
青い海と建物のコラボを見ながら、下へ下へと階段を下りていきます。建築中で危険なので、ヘルメットを被っての見学です。
観光の際にはかならず全員ヘルメット着用となります。
高さ100メートル、横幅100メートルの木造建築。高級なチーク材に彫り上げられた彫刻や仏像は、ノミ1本で作られ、しかも金属製の釘は一本も使われていません。
17世紀から続くタイの建築技術を後世に残す目的もあり、寺院近くにある作業所で、宮大工(金属製の釘などを一切使わない大工)の職人が手彫り作業をしています。
寺院の屋根、壁、柱など建物全体に、おびただしい数の仏像が並んでいます。よく見ると仏像はいろんなポーズを取っており、表情も姿も異なっています。
木の色が異なっている所もあり、修復によって継ぎ足しされていることが確認できます。
寺院全体は、仏教とヒンドゥー教の神々を祭り、インド、中国、カンボジア、タイなどの哲学を融合した独自の思想を再現しています。
ごちゃまぜですね。w
360度どこを見渡しても繊細な彫刻で埋め尽くされた巨大寺院は、神秘的で圧巻。本当に訪れてよかったと思える場所でした。
多数のアクティビティあり
なぜかアクティビティも多数用意されています。
イルカのショーを観たり、象に乗って寺院の周りを一周したり、乗馬や馬車まであります。
他にもATVというバギーのような乗り物もあったりと遊園地化していってます。
見学の注意点
短パンやノースリーブといった露出の高い服は禁止です。
建物へと続く階段の手前でおばちゃんが服装チェックをしています。
引き留められた方は、露店でスカーフを貸してもらいましょう。腰や肩に巻いて参拝してください。
参拝時間
参拝時間は8:00~18:00まで。定休日はありません。
拝観料
拝観料は大人が500バーツ(約1750円)、こどもが250バーツ(約870円)です。
案内所で支払います。希望すれば無料でガイドをしてくれます。
バンコクやアユタヤの寺院に比べて、だいぶ高額です。
パタヤ市街地からのアクセス
パタヤ市街地からサンクチュアリー・オブ・トゥルースまでのタクシー料金は片道250(約870円)バーツほど。
帰りは案内所で、タクシーを呼んでもらえます。
パタヤの巨大寺院!?サンクチュアリー・オブ・トゥルースは圧巻まとめ
今回は、パタヤにある「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」をご紹介しました。
サンクチュアリー・オブ・トゥルースは高さ100メートル、横幅100メートル木造の巨大建築物。1981年~現在も完成していません。
寺院のような外観ですが、寺院ではありません。
スペインのサクラダファミリアは遠くて、なかなか行けないので、アジアのサクラダファミリア「サンクチュアリー・オブ・トゥルース」に行ってみてはいかがでしょうか?
一見の価値はありますよ。
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