沖永良部島は鹿児島県の奄美群島の南西部に位置する離島。
沖縄にも負けず劣らず、海がとても美しいので、ダイビングをするにはもってこい。
沖永良部島の一年の平均気温は22℃を上回っており、暖かいので、ダイビングを一年中楽しめます。
今回は、沖永良部島の体験ダイビングの料金や注意点、様子などをご紹介します。
ライセンスがなくても楽しめるので、ダイビング未経験・初心者の方も安心してください。
体験ダイビングはライセンスを持ってない方でも誰でも参加できます。美しい海に興味がある方・魚と一緒に泳いでみたい方はぜひ本記事をご覧ください。
沖永良部島の体験ダイビングの料金や注意点など【ライセンスがなくても楽みたい方必見】
それでは、沖永良部島の体験ダイビングの料金や注意点などを詳しく紹介していきます。
体験ダイビングとは?
体験ダイビングはダイビングのライセンスを持っていない方でも参加できる初心者向けのアクティビティです。
経験豊かなインストラクターが誘導してくれるため、ダイビング初心者でも安心して楽しむことができます。
体験ダイビングでは、まずはじめに水中での呼吸や耳抜き方法などの基本の技術レッスンを受けてから海に入ります。
ライセンスがなくて潜れる水深は最大12m。
体験ダイビングで潜るのは初心者が安全性を確保できるように、水深10メートル前後の浅い場所となります。
【沖永良部島・体験ダイビング】初めての方も気軽に楽しめる1ダイブプラン(午前中)
沖永良部島で体験ダイビングができる時期
沖永良部島の水温は年中あたたかく、一年を通して、体験ダイビングを楽しめます。
1年で水温が低くなる時期は12月31日から4月24日まで。平均水温は22°C未満となります。
水温が22℃以下の時期に体験ダイビングをされる場合には、ドライスーツを借りれるかどうかも確認しておきましょう。
ウェットスーツでは肌寒く、長時間水中にいると、体温が奪われてしまいます。風邪をひいたり、低体温症などの恐れがありますので、ドライスーツがおすすめ。
ウェットスーツ・・・体とスーツの隙間に水を入れ、体温で暖めることによって保温します。ドライスーツと比べると軽く、体を動かしやすいのが特徴です。
ドライスーツ・・・スーツの中に水は一切入らず、空気で保温している状態となります。スーツの下に着るインナーによって保温します。また、水が入らないようブーツがスーツと一体となっています。
体験ダイビング料金
沖永良部島での体験ダイビング料金は約3時間の1ダイブ(一カ所で潜ること)で15000円(税込)前後が相場です。
料金にはホテルまでの送迎、器材やウェットスーツのレンタル、乗船料、レクチャー料などが含まれます。
料金やサービスはお店によって、多少異なります。
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体験ダイビングの注意点
体験ダイビングをする際に、気をつけなければならない事があります。
実際には、体験前にインストラクターから注意点の説明があり、実際に浅い所で練習をしてから潜るので安心してください。
グループからはぐれないようにする
景色や生物に見とれてグループからはぐれる可能性があります。はぐれないように、常に一緒に海に入っている人を視界に入れておきましょう。
耳抜きがうまく出来なければ、立ち止まりサインを送る
潜ろうとすると、水圧によって耳に圧力がかかります。その為、「耳抜き」という技術が必須。
耳抜きのコツは鼻をつまみ、口を閉じた状態で鼻から息を吐く、もしくは唾を飲み込むことです。それだけで耳抜きがてきます。
ただし、当日の体調や、耳抜きがしにくい人もいます。耳抜きができない場合は無理に潜ろうとせず、その場で立ち止まり、インストラクターに耳抜きが出来ていない事を合図するようにしましょう。
ダイビング後はすぐに飛行機に乗らない
ダイビング後にすぐに飛行機に乗ると、「減圧症」になってしまうことがあります。
減圧症になると、関節や手足の痛み、めまい、だるさ、しびれ、資格異常、呼吸困難などの症状が出ます。重症の場合は意識不明、死に至ることも。
体験ダイビング終了後から飛行機搭乗まで「最低12時間」は時間をあけましょう。また、1日に複数回または連日潜った場合、最後のスキューバダイビング終了後から飛行機搭乗まで「最低18時間」あけることが推奨されています。
実際の沖永良部島の体験ダイビングの様子
体験ダイビング当日はホテルで待っていれば迎えに来てもらます。
ウェットスーツを着て、BCジャケット(浮力を調整する装置)、酸素ボンベ、重り、フィンを着用し、沖泊港近くのビーチから海へ入水。
海の透明度に関しては、沖縄と比較しても透明度が高く、天候が良ければかなり先まで見渡す事が出来ます。
まず、浅瀬でマスククリア(水中でゴーグル内に水が入った時に抜く技術)、水中でのサインといった基本的な動作を練習します。
練習を終えたら、水深3m付近まで潜ります。
小魚やサンゴなど綺麗な景色が広がっており、カクレクマノミがイソギンチャクに隠れていたり、ウミガメも泳いでいることも。
しばらく海底を這うように移動し、慣れてきたら水深5〜7mへ。
すると、浅瀬では見られなかった大きな魚、サンゴ礁が目の前に広がります。
さらに最大10mまで潜り、コースを回ります。ここまで深いところへ行くと、やはり水圧がかかる為、耳抜きをしながらゆっくり潜りましょう。
海底にはウツボ、エビ、シーホース(タツノオトシゴに似た生物)など水族館で見るような生物がたくさん。
ここで気をつけてないといけないのは、不用意に生物を触れようとしないこと。
中には毒を持ったカサゴ、イソギンチャクがサンゴにくっついている可能性があるからです。
インストラクターが水中用のボードで名前や特徴を解説してくれるので、気になる生物がいたら指をさして合図してみるのも良いですよ。
それに加えて、潜っている様子や海の中の生物の写真を撮影してくれます。
陸へ上がってから写真を選んで受け取る事ができますので、体験ダイビングでのいい思い出になることでしょう。
季節によっては、イワシの大群、クジラスイムなどを見れることもあります。
【沖永良部島・体験ダイビング】初めての方も気軽に楽しめる1ダイブプラン(午前中)
沖永良部島の体験ダイビングの料金や注意点など【ライセンスがなくても楽みたい方必見】まとめ
今回は、沖永良部島の体験ダイビングの料金や注意点などをご紹介しました。
沖永良部島は海がとても綺麗ですし、水温は年中あたたかく、一年を通して、体験ダイビングを楽しめます。
体験ダイビングは「ダイビングのライセンスを持っていない方でも参加できる初心者向けのアクティビティ」で水深10メートル前後の浅い場所に潜ります。
インストラクターが誘導してくれるため、初心者でも安心してください。
料金はホテルまでの送迎、器材やウェットスーツのレンタル、乗船料、レクチャー料などが含まれて、15,000円前後です。
人気者のカクレクマノミやウミガメにも会うことができます。しかしながら、毒を持った危険な生物もいる可能性もありますのでご注意を。
水族館では味わえない世界に感動することは間違いないので、体験ダイビングはおすすめです。
体験ダイビング以外にも沖永良部島の観光について、以下の記事でご紹介しておりますので、こちらも合わせてお読みください→沖永良部島で絶対外せないおすすめ観光&アクティビティ4選