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世界最小の国「バチカン市国」で訪れるべき名所2つ

世界最小の国「バチカン市国」。

バチカン市国はイタリアの都市「ローマ」の内側にあるので、もちろんローマからのアクセス抜群です。w

ローマ観光を考えている方のなかにも、ぜひ訪れてみたいと思っている方も多いのではないでしょうか?

しかし、ローマも見どころが多くて、バチカン市国にたくさんの時間をかけられないという方も多いと思います。

そこで今回は、見ておかないと後悔するバチカン市国の名所を2つに絞ってお伝えします

世界最小の国「バチカン市国」とは

バチカン市国はイタリアのローマの中にある世界最小の国家で、国全体が世界遺産に登録されています。

バチカン市国の広さは0.44㎢で、なんと東京ディズニーランドよりも総面積が小さいです。

ローマの中にあるバチカン市国マップ

外務省HPより引用

ローマカトリック教会の総本山で、ローマ教皇きょうこうがバチカン市国に住んでいます。現在の教皇はフランシスコ教皇です。

ローマ教皇への謁見

教皇へ謁見えっけんできる一般謁見General Audiencesジェネラル オーディエンシィズは水曜日ですが、毎週あるとは限りません。

一般謁見のほかに、ローマ教皇が窓からお話とお祈りをされるAngelusアンジェラス もあります。

公式サイトに詳細なスケジュール予約情報がありますのでご興味ある方はご覧ください。

バチカン市国で訪れるべき名所2つ

バチカン市国の小さい国土のなかには貴重な名所や建築物、美術品が山のようにあり、一つ一つをゆっくり見ていては莫大な時間がかかります。

今回はバチカンの2大観光名所である「サン・ピエトロ大聖堂」と「バチカン美術館」に絞ってお伝えします

サン・ピエトロ大聖堂

サン・ピエトロ大聖堂は世界最大級の大きさを誇る教会で、創建は4世紀ですが、現在の姿は中世のもので2代目のものとなります。

大きさはもちろんのこと、ルネサンス時代やバロック時代の一流の芸術家たちによって造られた内部の荘厳そうごんさは圧巻です。

サン・ピエトロ大聖堂の見どころは、まず入り口からすぐ右にあるミケランジェロのピエタです。

サン・ピエトロ大聖堂のミケランジェロのピエタ

Wikipediaより引用

また、少し進むとベルニーニ作のブロンズの天蓋があります。

サン・ピエトロ大聖堂のベルニーニ作のブロンズの天蓋

このほかにもたくさんのものがありますが、僕のおすすめはサン・ピエトロ大聖堂のクーポラからの眺めです。

以下が画像の赤で囲んだ部分が実際のクーポラ。クーポラとは「屋根あるいはその一部として建築物をおおう半球形ないしそれに類似した凸状の構造」のこと。

バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂のクーポラ

サン・ピエトロ大聖堂自体は無料で入場できるのですが、クーポラは有料になります。

頂上から見るバチカン、ローマの景色は圧巻です。以下が実際のクーポラからのバチカン市内の眺めです。

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラから見たバチカン市国の街並み
サンピエトロ大聖堂 クーポラ (トリップアドバイザー提供)

階段利用とエレベーター利用で料金が分かれていますが、おすすめはエレベーター利用。

エレベーターを使っても、少なからず階段を上らないといけないのですが、すべて階段で上るよりも楽です。

よほど体力と時間がある方以外にはエレベーター利用をおすすめします。

僕が訪れた時には、階段利用が5ユーロ、エレベーター利用が7ユーロでした。

大聖堂の内部見学だけなら無料でできますが、上からの眺めは最高なので、ぜひサン・ピエトロ大聖堂のクーポラにも上ってみてください。

サン・ピエトロ大聖堂
住所:Piazza San Pietro, 00120 Città del Vaticano, ローマ教皇庁 (バチカン)
入場時間:4~9月 7:00~19:00、10~3月 7:00~18:30
休館日:日曜ミサ、宗教行事日
入場料:無料(ただし、クーポラは階段利用で5ユーロ、エレベーター利用で7ユーロ)

バチカン美術館

バチカン美術館は歴代ローマ教皇の収集品を収蔵・展示する世界最大級の美術館です。

サン・ピエトロ大聖堂の北側に隣接する「バチカン宮殿」の大部分を占める巨大な美術館で、7キロにおよんで、大小合わせて約25もの美術館・博物館を総称して「バチカン美術館」と呼びます。

ゆっくり回っていたら、1日以上かかること間違いなしです。

素晴らしい展示ばかりなので、できることなら、1日やそれ以上をかけてゆっくり見ることをおすすめします。

今回は、時間がないけどこれは絶対外せないという展示品を絞ってお伝えします。

効率よく回るルート

ピナコテカ(絵画館)→ ピオ・クレメンティーノ美術館 → 地図のギャラリー → ラファエロの間 → システィーナ礼拝堂です。

ピナコテカはエントランスホール右手から入ります。あとは順路の通りに進めば、上の順番で進むことができると思います。

「効率よく回るルート」各箇所の絶対に外せない作品を一つずつ紹介していきます。

まず最初に、ピナコテカはラファエロ作「キリストの変容」です。こちらの作品は、ピナコテカの第8室にあります。


サンマルコ美術館 (トリップアドバイザー提供)

上下で構成されている作品で、上側が、キリストが神の子であると告げられ3人の弟子がひれ伏す場面で、下側は、悪魔に取りつかれた少年に奇跡が起こる場面です。

二番目に、ピナコテカからエジプト美術館を通って、ピオ・クレメンティーノ美術館に行きます。

ピオ・クレメンティーノ美術館の見どころは、彫刻に詳しくない方でも一度は見たことがあると思う「ラオコーン」です。中庭に飾られています。

ピオ・クレメンティーノ美術館のラオコーン像

wikipediaより引用

作者は不明ですが、ミケランジェロなど多くの芸術家に影響を与えた作品として知られています。

次は上階に上って、地図のギャラリーに向かいます。上に上ってすぐに「燭台しょくだいのギャラリー」、そして「タペストリーのギャラリー」があります。

とても綺麗なので、時間がある方は、ゆっくり見学するのもいいかもしれませんね。

「地図のギャラリー」には40点の地図が壁に描かれています。地図ももちろんすごいのですが、天井の絵画と彫刻がとにかく豪華で圧巻です。

「地図のギャラリー」から次に進むと「ラファエロの間」に出ます。

「ラファエロの間」は、全部で4つの部屋で構成されていますが、時期によって順路が決まっています。順路に沿って回ってくださいね。

「ラファエロの間」で一番の見どころは、「署名の間」です。「署名の間」には、ラファエロの最高傑作と言われいてる「アテネの学堂」があります。

アテネの学堂

古代のギリシャの賢人たちが議論する様子が描かれています。

そして、最後に「システィーナ礼拝堂」です。ミケランジェロの最高傑作である「最後の審判」を見ることができます。

また、天井にはミケランジェロによって描かれた巨大なフレスコ画があります。

いくつもの場面に分けて描かれていますが、一番有名なのが「アダムの創造」です。

教科書なんかで見たことがある人も多いのではないでしょうか。

私自身は、バチカン美術館を訪れてこの「システィーナ礼拝堂」を見ることができるだけで十分というほど、圧倒されました。

この「システィーナ礼拝堂」の注意点ですが、写真撮影が禁止です。ルールは守って楽しく鑑賞してくださいね。

※バチカン美術館に入るときにはX線検査があります。また、露出が多い格好では入場できませんのでご注意ください。

バチカン美術館
住所:Viale Vaticano, 00165 Roma RM, イタリア
営業時間:9:00~18:00(最終入場は16:00)
休館日:日曜日(毎月最終日曜は除く)
※営業時間と休館日の詳細はバチカン美術館のカレンダーをご覧ください。
入場料:現地購入は大人17ユーロ、子ども8ユーロ。オンライン購入は大人21ユーロ、子ども12ユーロ。

ローマからバチカン市国へのアクセス

ローマ観光の中心駅であるテルミニ駅からの行き方を紹介します。

テルミニ駅で地下鉄のA線に乗ります。そして、6駅先のオッタヴィアーノサン・ピエトロ駅で下車します。


駅の外に出たら、バチカン市国まであと少しです。徒歩で10分もかからないほどでバチカン市国に到着します。

テルミニ駅からでなくても、地下鉄A線に乗ればアクセスできます。

地下鉄はうまく使えば、ローマ・バチカン観光がスムーズにいくのでスリには気を付けて有効活用してくださいね。

バチカン市国で訪れるべき名所まとめ

今回はローマ市内にある世界最小の国「バチカン市国」を紹介しました。

世界一小さい国とは思えないほど、名所や見どころがたくさん。一つ一つをゆっくり見ていては時間がいくらあっても足りません。

今回ご紹介したバチカンの2大観光名所である「サン・ピエトロ大聖堂」と「バチカン美術館」に絞って観光していただければと思います。

バチカン市国は魅力たっぷりな国なのでローマに訪れた際には、ぜひ訪れてみてくださいね。