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元プロが教えるファー(毛皮)の手入れ・保管方法【長く着るためのポイント】

元プロが教えるファー(毛皮)の手入れ・保管方法【長く着るためのポイント】


せっかく高価なファー(毛皮)を購入したんですから、長い間着たいですよね。

冬に使ったファーをそのまま放置しておくと、傷みが早く進んでしまいます。
ひどいと一、二年で変色や破れなどが起こってしまい、着れない状態に。

僕はは元々アパレル業界で働いておりまして、おもにファー(毛皮)やレザー(皮革)を担当しておりました。

そんな僕が今回はファーの汚れの原因、お手入れや保管方法についてご紹介します。
せっかく購入したファーを長い間、着たいと思ってる人必見ですよ!

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元プロが教えるファー(毛皮)の手入れ・保管方法【長く着るためのポイント】

ファー(毛皮)の手入れや保管方法は普通の洋服とは方法が異なってきます。
それでは、今から詳しく説明していきます。

ファー・毛皮が劣化する原因と対処法

ファーは非常にデリケートな素材なので、ちょっとしたことで劣化してしまいます。
以下は普段でもありふれている劣化原因ですので、特に気を付けましょう。

汗や皮脂

マフラーや襟(えり)、手首に付いているトリミングのファーは汗や皮脂がつきやすいです。
汗や皮脂が付いたまま置いておくと、白っぽいファーは黄色や黒っぽく変色してしまいます。
シャツと同じですね。
僕がアパレル業界でファーを担当していた時にもこの変色の相談が多くありましたが、こうなったらクリーニングに出してもほぼ取れることはありません。
そうならないためにも、冬場は少なくとも月に一回はクリーニングに出しましょう。

擦れ

擦れによって、襟や手首分の皮のつなぎ目の毛が薄くなることがよくあります。
普段から擦れないように気を付けておきましょう。

もし擦れてしまっても、ブラッシングである程度ごまかすことができます。
それでも無理な場合は、軽く水を吹きかけてブラッシングし、自然乾燥させる。
もしくはスチームアイロンを当てながらブラッシングをしましょう。
水分で濡らし過ぎないように注意してくださいね。

ジュース

ジュースなどをこぼしてしまった場合は固く絞ったタオルで、繰り返し、叩いて汚れを取ります。
見た目はきれいになっても、糖分が残っていると、虫食いの原因になるのでご注意を。
専門店ではファーの専門性の高いクリーニングルートを持っています。
購入したお店に相談するのが一番です。

雨などの水分

雨やミネラルウォーターなどの水分で皮が濡れてしまうと、皮が硬くなってしまうことがあります。
水分をよく拭き取り、日陰で自然乾燥させましょう。
日光に当たると皮の硬化が促進されてしまいますので、くれぐれも日光に当てないようにしましょう。
皮が硬くなると破れの原因となります。

ほこり

ファーはほこりを吸いこみやすく、一度着ただけでもかなりのほこりが付いています。
そのまま放置しておくと、抜け毛の原因になりますので、軽くはたいて、ほこりを落としましょう。
ラビットやチンチラなどは特に毛が抜けやすいので注意して下さい。

折れ

ウィーゼルのダブルフェイスやレザーは保管方法がまずいと折り目やシワが付いてしまうことがあります。
そんな時には皮の上にハンカチなどをかけて、その上から低温でアイロンしましょう。
綺麗にシワが取れますよ。
あまり長い間アイロンをすると皮が傷んでしまうので、素早くかけましょう。
シワが取れないからといって、高温は絶対にやめてくださいね。

自宅でできるファー・毛皮の手入れ

上記のようなことがトラブルがなくても、ファーを着た後は軽くはたいて、ほこりを落としましょう。
そのあと、硬く絞ったタオルで毛を拭きましょう。
このときに皮まで拭かないようにしてください。
スチームアイロンをお持ちの方はスチームを当てて、タオルで拭いていただいても大丈夫です。
その後、日陰で自然乾燥させてください。

ファー・毛皮のコートやマフラーの洗濯はやめましょう

ファーのコートやマフラーを洗剤などで洗濯すると毛が傷んでしまいます。
また、皮が硬くなり、破れの原因ともなります。
「シャンプーで洗うといい」と書いてあるサイトもありますが、一時汚れが落ちて綺麗になるだけで、ファーの寿命を縮めてしまうので絶対にやめましょう。

ファー・毛皮のクリーニング

クリーニングに出す場合は、ファー専門の「パウダークリーニング」法を指定しましょう。
この方法でクリーニングされたファーは、毛・皮とも損傷(硬化、破れ、毛抜け、変色など)は起こりません。
ドライクリーニングをしてしまうと、皮に必要な脂分まで除去され、硬化・破れを引き起こしたり、毛の艶がなくなったり、パサついたりしてしまう可能性があります。

ですので、ファーを得意としているクリーニング屋さんに持っていくのがベストです。
もしお近くにそういったクリーニング屋さんがない場合には購入したお店に持っていくと、そこからクリーニングに出してもらうこともできます。
実際、その方が話が早いです。価格は間を通す分、少し高くなりますが・・・。

※クリーニング料金は、素材やデザインにより異なります。クリーニング屋さんに確認しましょう。

ファー・毛皮の長期保管方法

長期保管をする前には必ずクリーニングに出して、汚れや皮脂、ほこりを除去しておいてください。
長期保管時には以下のことを守るようにしてください。

ほこり&紫外線を避ける

ほこりは先ほどもお話ししたように毛が抜ける原因に。
また、
日光や蛍光灯の紫外線は変色の原因になります。
通気性のあるカバーを掛け、光とホコリを遮断しましょう。

高温多湿を避ける

ファーの保管に理想的な温度は10℃以下、湿度は約50%とされています。
暗く通気性のいい場所で、できれば夏には常にクーラーを入れた状態で保管してください。
除湿剤は、硬化の原因になる場合がありますので、使用しないようにしましょう。

毛が押しつぶされないようにしよう

毛が押しつぶれないように間隔を広めに取りましょう。
ストールやマフラーはハンガーに掛けるか、大きめの箱に入れて毛がおしつぶされないように保管します。

型崩れしないようにしよう

型崩れさせないために肩の部分に幅のあるハンガーを使いましょう。

虫食いを予防しよう

防虫剤を使って、虫食いを予防します。
防虫剤なしでは、次のシーズンに着るころに虫食いで毛がハゲてしまうことがあります。
2種類以上の防虫剤を同時に使うと、化学変化を起こし、シミの原因になることがあるので一種類でご使用ください。

おわりに

今回は長く着るためのポイントとして、ファー(毛皮)の手入れ・保管方法をご紹介しました。
高額なファーがすぐにダメにならないようにしっかり手入れをして、保管にも気をつかってくださいね。

他にもご質問等ありましたら、コメントいただけたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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