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元プロが教えるファー(毛皮)の種類と特徴・ランク

元プロが教えるファー(毛皮)の種類と特徴・ランク


女性に人気のファー(毛皮)。
一言でファーと言ってもさまざまな種類があり、それぞれに「軽い」、「毛が長い」などの特徴があります。
もちろんその特性や希少価値によって、価格もピンからキリまであります。

実は私は元々アパレル業界で働いておりまして、おもにファー(毛皮)やレザー(皮革)を担当しておりました。

そんな私がファーの種類・特徴、ランク、さらには見分け方までご説明をします。
店頭でだまされないためにも、ファーの購入を検討をされている方は参考にしてみてください。

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元プロが教えるファー(毛皮)の種類と特徴・ランク

それではファー(毛皮)の種類と特徴・ランクについて詳しく説明していきます

代表的なファー(毛皮)のランク

代表的なファーのランクを上から順に挙げると、ランクは上から順に「セーブル・チンチラ→ミンク→ウィーゼル→フォックス→ラビット」です。

ただし、例えばフォックスなどはブルーフォックスとシルバーフォックスでランクや価格が全然違ってきます。
ラムもトスカナラムやチキアンラムなどで全然違います。
今回は一般的なフォックスやラムとして、考えております。

代表的な毛皮(ファー)の種類・特徴・販売価格

代表的なファーの種類と特徴、一般的な価格をご紹介します。

販売価格は皮の品質によって、全然違いますのでご注意を。
そして、全く同じ商品でも使用する皮が一年前のものか今のものかどうかで、価格が1~2割程度違うことも良くあります。
これは皮の相場が小売価格に反映されてしまうためです。
また、安いものはよく似た偽物なんてこともありますので、よく確かめてからご購入するようにしてください。

原価は希望小売価格の1/5~1/10くらいってことがほとんどです。
かなり利益を取っている商売です。

※価格は品質の良し悪しやその年の皮の相場によっても、大きく前後します。販売価格はご参考程度にお考え下さい。

ラビット

「ウサギ」です。毛がやわらかいのが特徴です。
毛の色を染めやすく、様々な色に加工できる。
毛が抜けやすいので、セーターと合わせて着ると毛がすごく付着します。
抜けすぎると、ハゲてしまうので注意が必要です。
安いので若者向けの商品も多くあります。

販売価格はマフラーで1万円~
ジャケットで5万円~20万円

レッキス

こちらも「ウサギ」の一種ですが、ラビットよりさらに毛が柔らかいのが特徴です。
高級感を持たすためにチンチラ染めなどの技法を使って仕上げた商品も多くあります。
染が綺麗なものは見た目だけではチンチラとの区別がつきにくいほど。
毛の内部を触って、冷たさを感じるのがチンチラです。

フォックス

「キツネ」です。毛が長く、しっかりしています。マフラーや襟によく使われます。
染めても、芯の部分までは染めきれないので、キツネ模様が残ります。

比較的安価ですが、その中でもシルバーフォックスは高級な部類に入ります。
太いシルバーフォックスは高級感があります。

販売価格はマフラーで3万円~
ジャケット・コートで6万円~50万円

ラム

「ヒツジ」です。若いヒツジが「ラム」、成長した羊が「ムートン」と呼ばれ、ラムの方が柔らかく、高価です。

ジャケットやコートでは毛の側ではなく、皮を剥いだ時の内側の皮を「表」に使ったいわゆるダブルフェイス(スウェードとも言う)で使われることが多いです。
重いのでロングコートには不向き。

販売価格はジャケット・コートで5万円~60万円

ウィーゼル

非常にやわらかい毛で、硬い毛(刺毛)を抜いたミンク(プラクトミンク)に似ています。
ミンクに似ているが、ミンクと比べると少し安いので人気のある毛皮。
軽く、見た目も高級感にあふれているのでジャケットにもコートにもよく使われる。

販売価格はジャケット・コートで30万円~80万円

ミンク

高級なファーの中でも一番人気があり、多くの商品がある。硬い毛は光沢が強い。
硬い毛を抜く、もしくは短く刈るとウィーゼルに近い見た目・肌触りとなる。
また、価格を抑えるためにトリミング(首部分)のファーだけミンクを使って、ボディ部分をラビットなどにしているコートもたまにある。

販売価格はジャケット・コートで60万円~300万円

セーブル

芸能人がよく着ているイメージがあるかもしれません。超高級ファーです。
ふわふわの肌触りで、光沢が強い。高級感がある。
ロングコートは高級車と同じくらいの価格です。

販売価格はマフラーで15万円~
ジャケット・コートで100万円~1,000万円

チンチラ

ウサギの一種。触ると冷たく、レッキスと見分けるときは触るとすぐに違いがわかる。
毛が抜けやすく、皮も破れやすいので、3~5年ほど使用したらだめになる。
また、デリケートで汗で色変わりしやすいので、取り扱いには注意が必要。超高級。
価格を抑えるためにトリミング(首部分)のファーだけチンチラを使って、ボディ部分をミンクなどにしているコートもよくある。

販売価格はマフラーで10万円~
ジャケット・コートで100万円~300万円

おわりに

今回は代表的なファーの種類・特徴をご紹介しました。
ファーは見分けがつきにくいものもあるので、だまされないよう特徴をしっかり把握しておきましょう。

また、ファーの業界は仕入れ値の商売で、希望小売価格はあってないようなものです。
今回、ご紹介した相場を元に高い価格で購入しないよう気を付けましょう。

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